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暇な美容師の奇行

【おか米】トランスジェンダーが作ったブランド米【美味すぎ注意報】

こんにちはKOH(@Luck81O)です。

ぼくは昔はパンが大好きだったのですが、近年はお米ばかりを食べています。1日3食納豆ごはんなんて日も、ざらにあるくらい。

そんなぼくが最近出会ったお気に入りの「お米」と、さらには「物を買うことに対する価値観」も合わせてご紹介します。

おか米、食べてます

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Photo by おか米公式ブログ

この写真の破壊力、やばくないですか?

こちらが最近もっぱらお気に入りの「おか米」

茨城県笠間市の農家で作られているこのお米を、ほぼ毎日食べています。 一粒一粒がしっかりして、つやのあるお米のコシヒカリと甘みと粘りに特徴があり、ふっくらとしたお米のミルキークイーンの二つの品種があるのですが、個人的にお米には納豆に合わせることが多いので、「こっちの方が合うかな?」と思い、ミルキークイーンを買っています。

きっかけはジャケ買い

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おか米との出会いは去年の秋頃、行きつけの飲食店のカウンターに、とてもクールでミニマムな小袋が置いてありました。 スタッフに「これはなに?」と、尋ねてみると、なんと中身は450gお米。「こんなにクールなお米の袋は見たことない」と思ったのが最初の印象でした。

その会話から5分後にはパンフレットに記載されているURLからアクセスし、5kgのミルキークイーンの注文と決済が完了しました。人生初、米をジャケ買いした瞬間でした。

6種類のラインアップ

お米って買いに行くとなかなか重いので、Webで買えるってなかなか便利なものです。

米袋に『RICE IS GOOD』と書かれたコピーが印象的で、先日、株式会社LIG(Life Is Goodの略)の編集部の方に「LIGっぽい米があるんですよ〜」と勧めたところ、その場でスマホを操作して即買いしていました。

おか米ができるまで

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Photo by おか米公式ブログ

おか米の販売元は性同一性障害のトータルサポート株式会社G-pit net works

その会社の新規事業としてブランド米を作るG-pit farmが立ち上がったわけなのですが、『性同一性障害のトータルサポート』と『お米』がどうやったら結びつくのか、なぜお米なのかという点で、おか米にはアツいバックグラウンドがあるのでした。

以下、ホームページから文を引っ張ってきましたので、ご一読ください。

〜なぜおか米を作ろうと思ったのか?〜

G-pit farmの母体となる 株式会社G-pit net works

性同一性障害のトータルサポート事業を行っています。 新宿・大阪・名古屋・仙台・福岡に無料相談窓口を設置し、 当事者の生活における悩みや、治療の相談を無料で受け付けています。

MTFさん(女性から男性に性別変更した方)の無料相談中の出来事。 職場にカミングアウトをして、性別変更を認められ、いざ性別変更をして職場復帰したら。 「性別を変えた後に、社内でいじめにあい、会社をクビになりました。」 「 雇ってください。」 しかも、2名連続です。

私はこう答えました。

「申し訳ございません。無料相談がメインでボランティアに近い活動をしています。雇う事ができない現状です。」

現在の日本は、性別変更のための条件があり、条件をクリアすると戸籍上の性別が変更されます。 その条件の一つに性別適合手術があります。

自分らしく生きるために、人生を変える大きな決断をして性別適合手術にのぞむ当事者がたくさんいらっしゃいます。

辛く苦しい違和感から解放され、幸せになるために性別変更をしたはずが。

社会には受け入れられなかった。

心苦しかったこの出来事がキッカケとなり 「何か仕事は作れないか?」 「カミングアウト不要、自分らしく働ける場所を作れないか?」

と考えはじめました。

一旦、話はそれます。

G-pit net works代表取締役 私、井上健斗は 昭和60年東京生まれ、東京育ち。バンコク在住。 人混みの中生きてきました。

土に触れる生活をしてこなかったにも関わらず、常に大自然に魅力を感じ、求めています。 大自然の強くて優しい神々しさが大好きです。

自分自身の人生に迷いがあったり、悩んだり、心苦しい時は よく大自然を見に出かけます。 自然の前で一人自分と向き合う時間を定期的に作るようにしています。

大自然を見ながら、ゆっくり過ごすと 「自分の悩みって、 ちっぽけだったな。」と。

シンプルにすーっと優しく包まれたような気持ちになります。 改めて前向きにスタートを切れるような 反省しつつ、背中を押されるような 良い効果をもたらしてくれる時間になります。

そして、都会に戻るといつも思う事。

そもそも人間も動物。 「都内の人混みが激しすぎて 歩きたい方向に真っ直ぐ歩けないのはおかしい! 」

コンクリートジャングル東京では 心身共にかなりのストレスがかかる事は のがれられない宿命だと思っています。

そんな経験から 「都会と田舎をつなぐ何かをやりたい! 」と強く思っていました。

その想いが、つながりました。

=「おか米。」

1、田舎は過疎化が進み人口が減っている。若手不足。 田んぼ、 畑が余っている現状がある。

2、地方の人にほどトランスジェンダーを知ってほしい。

無料相談を続けて年間数百名の当事者にお会いして思った事。 都市より、地方の環境はカミングアウトが難しい。

一概に言えませんが 「周りにいない」「情報を知らない」「テレビの中の人」 といった事から、周りの理解に苦しむ当事者が 圧倒的に多かった現実がありました。

当事者以外の人が理解し、認め、 受け入れる過程には 必ず「知る事」からスタートします。 少しでもそのキッカケを作れたら。と思っています。

3、 トランスジェンダーは自分らしく働く場所を求めている。 シンプルに、雇用を増やしたいと思いました。

4、最後に、私は脱コンクリートジャングル思考。 大自然に触れる機会はとても大切だと痛感しています。 コンクリートジャングルと田舎を繋ぎたい。

そこから生まれたアイディアが

=「おか米」でした。

こんな発想から生まれた「おか米」。 皆様の人生に、少しでも良いキッカケが作れたら。

また、愛情込めて、コシヒカリ、ミルキークイーンの品種にこだわり美味しいお米を作りました。

ぜひ、一粒一粒、ご堪能頂けたら幸いです。

(G-pit farm公式HPより引用)

性別を変更した後の社内でのいじめ、社会に認められない。 ぼくの周りにはピースフルな人しかいないので、同じ日本という国の大人社会のなかで、そんな事が起きているなんて、にわかに信じがたいくらいの出来事です。

LGBT』の文字を見てもなんのこっちゃかわからない人が多いこの日本という国で、こうやって人の悩みに受け皿を用意できる会社って素晴らしいと思うんです。

ひょっとしたら年商何十億と売り上げる会社より、難しい事業なのかもしれません。

モノ選びの基準

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Photo by おか米公式ブログ

正直、お米は食べたらなんでもいいです。しいていうならば、安価な無洗米が「安くて早い」ということで生活上とても便利です。

なのに、なぜ僕がおか米を食べるか。

それは製品のバックグラウンドにある「ストーリー」に感銘を受けているからです。知らない農家が頑張って作っているお米より、社会に変革をもたらそうとしている人々の熱い思いがこもったお米。どちらを選択するかは人それぞれですが、僕が感銘を受けたのは後者でした。

さらに、食べているだけに留まらず、こうやってブログに記して世に広める事によって、さらに「おか米」を広める事ができます。「お米」が広まると、LGBTが今よりもっと身近になります。LGBTがもっと身近になることで、社会が理解を深めます。

それって、『世界を変える』ってことではないでしょうか。

知らない米より知っている米。僕のなかではそんなスタンスが日々の購買基準となっています。

あなたの身の回りのモノにはどんなストーリーがありますか?

おか米は以下の公式Webサイトからご購入できます。

おか米 | G-pit Farm